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イロアセル 千秋楽 新国立劇場 藤井隆 観て来ました!

評価:
---
ポニーキャニオン
¥ 3,300
(2004-03-17)
コメント:この映画好きだ〜

http://www.nntt.jac.go.jp/play/20000436_play.html
『イロアセル』



面白いお芝居でした。
友人は私のツボを本当に心得た人で、彼女の「きっと好きだと思います」というのは、ズバリ!ですね。

始めは「色」の「共感覚」についてのお話なのかと思っていました。
私が勘違いしていたので、友人が上手いことレクチャーしてくれました。
これが上手い!さすが演劇通。
どこまで説明したものか心得ている。
ストーリーを理解しやすく…しかし、変な誘導はせず、もちろん、ネタバレもなし。

というワケで、私のここから先はネタバレです^^






まずね、共感覚ってこういうことです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/共感覚

http://www.synaesthesia.jp/

共感覚って…そんなに珍しいのかな?
…私は、それは当たり前の気がしているのですが…
声にも匂いにも色があるよね?
私が誰かの声を「こんな色」っていうと、
「ああそうだね〜」と頷いてくれる人は一杯いるし…
イヤ、私はむしろコッチの色…という場合もあるし…。


この中で画家の描くカラスの歌にカラスが涙するシーンは、まさに共感覚!
しかも、それが一致しているという奇跡のシーン。

…私も、オダジせんせいと蝶々夫人のアリアで「藤色」が一致した時は鳥肌が立ちました。。。




さて、しかし、今回の『イロアセル』の色はこういうことじゃないんですって^^

ここでの「色」は…私はね、その人の出自…氏素性…本名…なんだろうな、と思います。

身もふたもない言い方をすると、このお芝居は『ネット社会における日本人特有のコミュニケーション』を、設定を架空の時空間にすることで表現したものだと思います。

有る島の住民限定なんだけど……
「色」は本名。
人々の発言は、全てその人固有の色がついていて、
心の中から、音や文字にして外へ出した途端に色となって空中に浮かんでしまう。
それを見る事によって、誰が何を言ったのか、発言の内容が分かってしまう。
人々の発言に内緒話はなく、常に「公」のものとなる。
しかも、なんとか言う機械があって、それによって、
遠く離れて見えない筈の人の発言も機械で見えてしまう。
過去の発言も見直すことが出来る。位置情報もある。

まるで「ツイッター」。。。

そこへ「囚人」(藤井隆)がやってくる。
島で唯一言葉に色がつかない丘の牢。
ここでの会話は誰にも知られない。

囚人は、これまで島民が心に秘めていた「想い」を吐露させていく。

丘での会話をキッカケに「本音」を「色付き」で語りだす少女。

かつて、色付きで「何か」を語り、
島民から一斉に攻撃されていた女。。。

本音と建前が崩れていく島民。
秩序が乱れて行く島民を守る為に、囚人に「ヤメろ」と懇願する少女。


一見丁寧で遠慮がちな会話が交わされている間は、そこは荒れない。
ネットの「荒らし」だよね。
荒らされて怖くなって口をつぐみネットからも離れて行く人。

本音を語れない世界での鬱憤は「弱いモノイジメ」に向かう。
「弱いもの」は実は、直前には「人の言えないことを言う発言力のある人」だったりする。
だから、それを出来ない人からの「妬み」という鬱憤が、
「攻撃」→「荒らし」となる。
一対一にはならない。
攻撃する方は、私はヒトリである…という「建前」だが、
本当に孤立していたら、攻撃はすぐに終わる。
「実は私も面白くなかった」と言う意見が次々現れ、攻撃派は力を得る。
私はヒトリでも攻撃したぞ…と言うのは建前で、
実は、皆もそう思っていたんだ!という後ろ盾を得て発言は強くなる。
一対多になり、意見交換でも議論でもなく、攻撃=荒らしとなる。


この島の場合…
一見とても丁寧な「建前」の会話にうんざりしている人もいる。
だから一石を投じてみたりする。

色付きで本音を語れなかった人たちが、実は思っていたことを語りだす…

「議論が始まりました」

この台詞を言ったのは誰だったかしら?
私は、この台詞がこの芝居の「ヘソ」だと思う。

色付き(本名)であるがために、攻撃を怖れ、
建前だけで無難に過ごしてきた人々が、
議論を始める=本音を語りだす。
独り言ではなく、コミュニケーションが始まる。



自分だけは安全な場所から、皆が混乱していく様を楽しんで煽るモノがいる。
一見、公平に丁寧に対応しているようでいて、現実には人々の心をジンワリ煽る。
しかし、自分の正体は明かさず、自分だけは攻撃されない場所を確保している。
これが「囚人」。
囚人が最も安全というのがこのお芝居のミソ。
しかし「リアル」だけが囚人を傷つけることが出来る。


建前の社会が悪いのか?
荒らしがイケナイのか?
本音を言えばいいのか?
匿名ならいいのか?
本名でこそ責任ある発言になるのか?
本音と建前に違いのない無垢な心がいいのか?
それは偽善ではないのか?
客観的で公平な立場なんてあるのか?
自分の身だけを「安全」にしているモノは何か?



何の答も出ないお芝居です。
ただただ私たちが抱える現実を描写しただけ。。。


…しかし、マイッタのは、隣のお姉様がケラケラ笑っていること。
滑稽な場面は満載です。
でも、私はほとんど笑えなかった。
滑稽であるコト自体が笑えなかった。

役者さんは面白かっただろうな〜

私のようにずっと笑えない客と、
ケラケラ笑い続ける客が隣り合って観ている。
私とそのお隣だけでなく、客席全体が割とそんな空気のお芝居。

これは、舞台から客席を眺めた方が面白いお芝居だったかもしれない。


音楽が面白かったですね。
尺八かな?

アメージンググレイスや蛍の光。
心情に入って来やすい曲が心に沿いやすい音色で絶妙に入って来る。

しかし、美術には不満。
色を表すセットは、もう一人の役者。
今ひとつなセットだなあ。。。

私なら、布…軽目羽二重とか…使いたいなあ〜^^
http://www.katsura-yumi.co.jp/lineup/pret/kb-456_t/

ここにライトあてる^^ははは予算は??^^;

観客が役者を観ようか「色」を観ようか困るくらいの「色」の表現が必要だと思う。
そこまではセットは言ってなかったかな。。。


藤井隆さんは、この役には適任だったのかもしれない。
「よく分からない」という意味で。
それが芝居なのか、彼の芝居がそういうものなのか、私は知らないのだが。。。

加藤貴子さんってさあ〜「温泉へ行こう」だよね。
「無垢で真面目な少女」だったなあ〜。これはもう適役!

高尾祥子さんは…千秋楽だったから舞台挨拶があったのだけれど、
この時の「声」が役とは正反対で「冬の息」くらいの「白さ」^^;
思わず突っ込み入れたくなりました。


島田歌穂さんは…カリスマだよね。
好むと好まざるとに関わらず「舞台」に「色」を入れてしまう。
http://www.shimadakaho.com/
http://ameblo.jp/shimadakaho/
もしかすると、今回、歌穂さんが難しい…と感じていたのはこのこと?

どんな色を入れてもいいだろうし、間違いではないと思う。
でも、きっと歌穂さんが入れる色で、この舞台はが私たちに与える
『色』の『共感覚』は違ってしまう…気がする。。。
『イロアセル』の「色」のキーマンは島田歌穂さんだったのではないのか。。。。


なんて、今、思っていたりします。





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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

紅姉妹 篠井英介さん^^見て来ました♪

評価:
松苗 あけみ
白泉社
---
(1991-08)
コメント:超超超超面白い! なぜ、これを篠井英介・深沢淳・大谷亮介の三軒茶屋婦人会が演らないのか!?私には分からないよ!!!

『紅姉妹』見て来ました。
http://www.g2produce.com/3cha/benishimai/index.html

友人のお陰です。
ありがとうございます。

なぜ、こうも彼女のチョイスは私にグッとくるものなのか?

芝居って、私は何を見てもグッと来る体質なのか!?

いやいや、独自のチョイスで「しまった!」もあったし。。。

やはり、彼女の審美眼で選択されたモノは、私にとって必ず当たる。。。


以前、『バニティーズ』で号泣させてもらった、
三軒茶屋婦人会。

私は、自分が篠井英介さんのファンだという事は知っていて、
バニティーズを見に行った訳です。
そして、観劇後、深沢敦さんのファンであることも知りました。
そして、今回『紅姉妹』後…大谷亮介さんのファンであることも知りました^^;
大谷さん、時間掛ってごめんなさい。なんか、じわ〜〜〜って来ました。

…ただし、です。

私の感じたままに書くと…











まだこの芝居は熟していない。。。
青くて固い、まだ食べごろじゃないですね。








以下はネタバレを含みます。







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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 10:36 | comments(2) | trackbacks(0) |

スタジオジブリ物語 見ました

評価:
---
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
¥ 2,600
(2005-11-16)

http://www.ghibli.jp/10info/007116.html#more
http://www.ntv.co.jp/program/detail/122242732.html

『スタジオジブリ物語』見ました。

しかし、
この番組、以前から用意されていたものなのか?
今回の地震で多少編集し直されたのか??

ジブリの「風」と「水」については語られたのに、
もっとも重要な「火」については触れられませんでした。




私にとってジブリはファンタジーじゃないんですね。
なんだろう?

スーパーリアルかな。

子供の頃に読んだ、
筒井康隆、星新一、小松左京なんかのSFの方が私とってはファンタジーに近いかもしれない。

サイエンスフィクションというよりも、
サイエンスファンタジーって感じ。

しかし、一見、明らかなファンタジーであるジブリ作品…とういか、
宮崎駿アニメは、私とってファンタジーではない。

そういえば、私の仲で、宮崎アニメとジブリ作品はごっちゃになっていました。
どうでもいいというか、まあ、いいか、程度でした。

でも、違いますね。
ジブリ作品は大体好きだけど、
宮崎アニメだけが確実に私とってのスーパーリアルです。



「そりゃあ、わしらだってちょっとは使うが、
やつらは使いすぎる」

こんな文言だったかな?
風の谷のおじいさんが言うんですよね。
「火を使いすぎる」と。

風の谷の、腐海から土地を守る為に、ちょっとづつ使われる「火」
国土に蟲をおびき寄せるためにあえて薙ぎ払うように使う「火」

小さな火はコントロール出来るけれど、
大きな火は「もう誰にも止められない」


「ハウルの動く城」でもそう。
カルシファーとの話し合いの中で使われる「火」は、
ハウルの城を快適に動かしてくれる。
暖かい食事やお風呂、ゆっくり動く移動手段。

しかし、戦乱の街の火は、ハウル自身すらも壊してしまう。。。


今回の、福島第一発電所の地震と津波による被害。
今も止まらない熱崩壊。

格納容器が使われるのは、非常事態が起こり、
放射能を外部に漏らさないためのものだそうです。

東京は莫大な電気を欲しました。
それが我々の暮らしを「便利」にしてくれたからです。
全ての商業施設は自動ドア、
長いエスカレータ、
エレベータがなければ、とても住めない塔のようなマンション、
電気ですべて動くIHの家、
閉鎖空間ではないのに、行き届く地下鉄の駅の冷房。。。

電気を使わないものなんかない。

それらを賄うために巨大なエネルギーを欲し、
効率の良いエネルギーとして原子力が使われた。
今も、私のパソコンを動かしてくれている。。。



『新世紀エヴァンゲリオン』
放送当時、エヴァは初めロボットかと思われていましたよね。
背中にコンセントがあって、電気で動くんです。
充電されていると、数分感、コンセントが外れても動けるけど。

ところが、回が進むにつれて、
鋼鉄は「装甲」であり、内部に「生物」がいることが分かる。
電気で人がコントロールしている時には、
電気を止めることで「停止」させることが出来るけれど、
電気を止めたのに動き続けることがある。
これが「暴走」。

当時、私はパソコンが、
on/offを受け付けなくなった状態によく似ているな、と思いました。

確かに、パソコンの暴走にも似ている。
しかし、それでも、パソコンは壊れる覚悟で、
コンセントを抜けば、電池を抜けば、絶対止まる。

でも、エヴァは、ソレ自体が生命体だから、
その生命が覚醒して動き始めたら、人間には制御不能なのだ。

しかも、エヴァを使う側にいた人間達は、
そのことに気付いていた。
エヴァは制御不能になる可能性がある、ということを。
しかし、使徒を迎え撃つために、
エヴァが必要だった。

原子炉の核反応は制御棒によって「停止」したらしい。
しかし、安全と言われていた「原発」。
我々は、制御できる力があって、これを使ってきたのか…
この夏をいかに乗り切るのか。
稼働していなかった火力発電所を再開させるなど、
手を尽くしているらしい。
しかし、根本的な問題はそこじゃないんだろうなあ。。。


JUGEMテーマ:日記・一般









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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(1) |

ワンダフルタウンを見てアンサンブルを考える。

もう、大分時間が過ぎてしまいましたが、
書きたかったのに、書いていなかったことです。

私ね、ワンダフルタウンで、
アンサンブルで大事なことに気付いちゃったんです!^^

http://www.wonderfultown.jp/

今までは、私はアンサンブルは「敢えて」見ませんでした。
見ないというか…凝視しないようにしていました。

舞台全体を「正しく」見る「配分」があるように思うのです。

だから、エリザベートでも、
祐一郎さんが見たいから…という理由からだけではなく、
トートダンサーに心奪われないように^^;努力しました。

いえ、もちろん舞台の楽しみ方はそれぞれですから、
これは私の見方であって、こうでなければならない、ということは全くありません。

私は、そうでなくっても、細かい事が気になりだすと、
近視眼的に拘ることがありますから、
ちょっと自制しておかないと^^;

祐一郎さんが見たいし…という気持ちを前面に出して。。。


しかし、その分、祐一郎さんが出ていない舞台を見る時は、
見方を変えてみたりすることがあります。

そして、今回のワンダフルタウン。

色々観たいポイントはあったのですが、
林燈子さんのダンスがとてもキレイだったので、
帰宅してからいろんな場面が甦り、反芻してしまいました。

ある時は、ニューヨークシティバレエ団のダンサー(←勝手に想像^^;)
ある時は、ニューヨークを闊歩するキャリアウーマン
ある時は、お色気たっぷりのバニーガールならぬカウガール…

このミュージカルの特徴なのですが、
歌詞のない描写があちこちにあります。

エリザベートやレミゼだったら…
場面というよりも、心情の描写のような気がします。

古い映画だと、
情景を描写している場面。
街を行き交う人などを見せて、
その街がどんなところなのか、
主人公達がこれからどんなことが起こるのかわくわくさせる場面。

このミュージカルには随所にそういう場面があるのです。


私は、最初、アンサンブルは「何かの役」を演じているのだと思っていました。
いえ、確かに何かの役なんですけど。
それは、市井の誰か、だと思っていました。
市井の人だから、名前が明らかでない…

例えば『レ・ミゼラブル』の場合は、
市井の人を演じている場合があります。
それがレミゼの面白いところでもある。

そうそう、今日のフィギュアスケートのグランプリシリーズ。
スペインのソニア・ラフエンテさんは、レミゼで滑りました。
これが、なんと、エポニーヌでもファンティーヌでもなく、
彼女が演じたのは、市井の人々でした。
だから、レミゼの音楽の編曲が大変に面白かった。
最初の音…
音程もリズムも知っているけれど、
編曲が違うから、楽器が違う…あれれ?レミゼに似てるけど…
と思ったらアナウンスがレミゼだと言う…
その頃にやっと「あはん」のところに入る。

囚人の場面、革命の場面などなど、
彼女が演じたのは、レミゼの市井の人々の場面集でした。
おもしろいプログラムだし、むしろ、レミゼの真骨頂ですよね。



しかし、ワンダフルタウンの場合は、
キャリアウーマンとなって踊っている時に、
名も無いのキャリアウーマンを演じているのではない…。

市井の誰か…そういう「個人」ではなく、
表現しているのは「空気」…「気配」「雰囲気」「情景そのもの」

なのではないでしょうか。

だから、キャリアウーマンとして踊っている時、
それはキャリアウーマンの誰か一人ではなく、
ニューヨークのマンハッタンを行き交う多くの働く女性全て…
というか、そういう人が行き交う街の情景…
それを表現しているのです。(断言してしまおう^^)
踊っているのは数人なのに、
ああ、ここはこういう街なのだ…
というのが段々と見えて来るのですね。
だから、そこで困った顔の主人公がやってきたりすると、
どういう空気の中に主人公が置かれているか…
それがハッキリ分かる。


そういう生きた背景と空気があるから、
舞台全体がぐぐっと持ち上がる。

アンサンブルの力ってそこにあるのだ、と思いました。

それだけに、アンサンブルを任される方には、
沢山に引き出し、技術が必要になる。
いろんな場面に対応できる技術が必要になる。

それも、頑張って目立てば良いというものでもない。
そんなことをしたら忽ち芝居のバランスが崩れてしまう。

職人だなあ〜
つくづく面白い。

あああ、舞台って本当に見ることが多くて面白い!

良い舞台をありがとうございました。


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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) |

ワンダフルタウン 安蘭けいさん 観て来ました!


行って来ました!
http://www.wonderfultown.jp/

いやあ〜良かった!マジ良かったです。

今回得たのは、
「良い舞台に出会いたかったら、アンサンブルをチェックしろ」
ですね。
私を観劇に引きずり込んだ(←^^)友人にそう言ったら
「やっと分かってきたわね」ということだったらしく、
そういえば、このブログのテンプレートを作ってくださった深玖さんも、
「オペラは合唱です」って断言されてましたっけ。。。
分かりましたよ!それ。
音楽がとても良かったのですが、
それって、支えているのは歌も踊りもアンサンブルなんですね。


まず音楽が違う!
作ったのが、レナード・バーンスタインだからでしょうか?
音楽監督が島健さんだからでしょうか?

島健さんって、本当に「音楽オタク」なんですね。
きっと演奏することも聞く事も音楽トリビアも、なんでも好きなんだと思う。
きっと、のだめの千秋様が丸くなって実在すると、
こうなのかな?なんて思ったりします。

もう、最初から音色もリズムも美しい!
一糸乱れぬ演奏が、適度な音量で耳に届きます。

私、最近スピーカーの大音量がホント苦手で^^;
もっと上の世代の方だと、(うちの母とか)
音が大きくても聞きとれないから「舞台はもういい」なんて言い出すし。。。
青山劇場のせいでしょうか?島健さんにお陰でしょうか?
音が適度で良いですねえ♪

私「ジャズは苦手」って思っていました。
でも、そんなことないですね。
一曲目からノリノリで、どうやったら体を動かさないでいられるだろうか?
ああ、せめて横揺れはイカン、縦揺れ?前ならいい?
そのくらい、音楽がいいです。

序曲があって…
最初の曲は、歌も台詞もないんです。
ダンスナンバー。
ダンスとマイムで、ここがどこなのか?
主人公の姉妹はどういう心境なのか…すべてが語られます。

これがいい!

一昔前の作りっぽいかもしれないけれど…

今の映画だったら、出演者の名前なんかが出る合間に、
主人公がバタバタと動きながら、キーワードになるような台詞を言い、
性格設定と状況設定が説明されたりする。

一昔前は、台詞なしの映像だけだったりしましたね。
これが、押し付けがましくなく、
ゆったりと想像を巡らせる事が出来、
性急に物語に入っていかなくてもいい、
こちらもゆっくり呼吸を整えることが出来るような…
そんな穏やかさを感じました。

しかし、舞台からは眼が離せません。
オノボリサンあり、下町の住民あり、ごちゃごちゃしています。
個人的なツボはダンサー^^
紫に水玉の衣装で、肘を直角にして両手を開いてクルクル回る。
んん?このポーズ、振り付け…どこかで??と思ったら…
バランシン?
エジプトの壁画のような直角な肘とか、直角な膝とか…
この時のニューヨークの最先端のバレエということですよな?
面白い、美しい〜^^

そして、個人的なツボは、この姉妹。
この日、私は友人と新宿で待ち合わせして、渋谷の青山劇場に向かったのですが…
高島屋に自力で行けない私の為に、
友人が高島屋から伊勢丹まで移動してくれて、
雨が降っていたので、高島屋の人に聞いたという、
最近出来たばかりという地下道を歩いてきたのですが、
「繋がっている〜と驚き」、
「新宿三丁目なら副都心線よ」と知ったかぶりの私がウロウロと道案内^^;
副都心線、確かに便利なんだけど、どうも、私はあの案内標示にいつも迷う。。。

とにかく、慣れない都会の人混みにてんやわんや(←死語?)な私達。。。

この姿がね〜オープニングの姉妹に重なって可笑しかった!

音楽がとても良い…ということの一つに、
リプライズの構成がとても自然でまろやかに一致している。
リプライズの必然性がある、というか。

とにかく、下手な構成で、不要なリプライズだと、
「ああ、さっきの曲ね」という感じがするのですが、
このワンダフルタウンほど自然な構成はない…という感じ。
エリザベートはほとんど「語り」の台詞はなく、
歌からダンスへの移行もほとんど一緒で別れていない構成。
これは、とにかく途切れないので見易いし、集中しやすいから私は好き。
かなり好き。
新しいタイプのミュージカルだと思うし、
ガーーーッと持って行かれるので、初心者でもノリやすいと思う。

逆に古いタイプのミュージカルは、
台詞も歌もダンスも独立している感が強く、
だからタモリに「なぜイキナリ歌いだすのか?」なんて言われちゃうんでしょうけどね。

ワンダフルタウンは、
歌と踊りと台詞がハッキリとあるのに、
それがスムーズに繋がっている。
これが不思議ですねえ。

安蘭さん、いいですねえ〜
男前です^^
スカーレットピンパーネルに狂いまくっていた友人がいましたっけ。
観てない私ですが、なんか分かるな〜。
声が低いんですね。ソプラノが低音で頑張る男役ではなく、
そもそもアルト(メゾソプラノ)なのかな?という感じ。
この声がいいなあ〜。女として出している低い声も美しい。
妹と二重唱をする時も、
キチンとアルトとソプラノになるのも希有なことと思います。
スタイルの良い美人だから「男に舌打ちしかされない」という設定は厳しいのですが、
ここは、男性陣が上手い!
実際に「チッ!」と舌打ちする男性陣。
「コッチかよ!」と嘆く照井裕隆さんのチック、とかね。

対する妹アイリーン役の大和田美帆ちゃん。
いやあ〜テーブルマナーから、さらにパワーアップしてますね!
友人曰く、蜷川幸雄さんの『ガラスの仮面』で著しい成長が見られた、とか^^
声が素直で愛らしい。
声楽としては、もっともっと鍛える必要があるでしょうが、
とにかく、この素直で可愛らしいキャラを素直に演じきるというのは、
簡単なようで難しいと思います。
最後の「イッツら〜〜ぶ♪」はとても大事な締めなんですけど、
これが良かった!
この一声で、舞台全部もっていってしまうの?
美味し過ぎるぞ!という位、愛らしい。

しかし、この姉・安蘭けいさんの「もてない女」と、
大和田美帆ちゃんの「そこにいるだけで男性が胸キュン」になっちゃうキャラ、
これを浮き上がらせているのは、相手役の面々。
主にアンサンブル。
美帆ちゃんや安蘭さんがが、いくら勝手にモテちゃう女とモテない女を自称しても、
リアクションが悪いと浮き上がらない。

いくら主役級が熱唱しても、
アンサンブルが悪いと、舞台の格は格段に下がる。

逆に、アンサンブルの良い舞台はそれだけで、
かなり格の高い、安定した舞台になる。

といのは、このワンダフルタウンの皆さん上手いんです。
エラそうなこといいますが、
歌も踊りも隙がないんです。
キレイですよ〜。
結構、激しく複雑なダンス続きます。
初日明けてまもない舞台とは思えないですね。
ここがスタートですからね〜^^

私は、カウガール・林燈子さんに注目!
絶対、あのカウガールの衣装からどういう早変わり?
というくらい、ちょくちょくカウガールになるのに、
次には全く違う人になっている。。。
で、最後の場面で黒いドレスで踊っている〜
これ、マジ美しいです。

カウガールの時は、ちょっと軽めの金髪美人なんだけど、
違う場面では、あれ?カウガールじゃないのかな?
と思うくらい、上品な人になって踊っていたり、
オフィス街を闊歩するキャリアウーマンになっていたりする。
その七変化に我が眼を疑う。。。

友人と一致したのは、
我らが山口祐一郎さん『ヴァンパイア』で、
ヴァンパイアダンサーやってほしい〜〜〜です。

実力のある人が、土台を支えている舞台は安定感があって、
客も安心して見ていられる。
安定感のない舞台は、いくらプリンシパルが頑張っても、
底がいつ抜けるか、見てる方が安心できなくて、集中にかけ、
その分、盛り上がりのピークも低くなる。
冒険も出来難いから、舞台が成長していかない…
エリザベートくらいロングランになっていれば、
多少の人の入れ替わりがあっても、
カンパニーが安定しているでしょうが、
このワンダフルタウンのような日本初演のものだと、
土台を支える安定感は絶対必須ですね。

そんなことを考えました。


あああ〜、まだまだいっぱいあるんですよ。
別所さんのロングトーンとか、
コンガとか、笑いのツボとか…
とりあえず、今日はここまで^^


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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 13:27 | comments(2) | trackbacks(0) |

笑福亭鶴瓶 スジナシ! オススメは谷原章介さん♪

評価:
---
Aniplex Inc.(SME)(D)
¥ 2,590
(2009-09-02)
コメント:うひゃ〜この巻、メンツがスゴイ!欲しい〜〜〜〜!!


関西ではずっと前からやっていたのでしょうね。
私、最近知りました。

笑福亭鶴瓶の『スジナシ!』
http://hicbc.com/tv/sujinashi/

面白いですねえ〜

以前に
つかじの無我〜12人の証言者〜
http://www.wowow.co.jp/extra/tsukaji/

をチラっと見たのですが…
イマイチだったんですよね。
なんかグズグズで…

だから、番組欄で、スジナシを見ても、
またあれかな?って思ったのですが…

私が最初に見たのは…
「あめくみちこ」さんだ!
http://hicbc.com/tv/sujinashi/archive/0153/index.htm

これでハマりました!

昨夜は、大河内奈々子さん。

鶴瓶が言ってました。

「性格がでんねや!」

そーーーなんです。

これ、恐ろしいですよ。

役者さんの性格や、
普段お芝居をしている時の思考回路、判断基準、引き出しの有無・種類…!

みーーーんんな出ちゃいますよ。

あと、もちろん鶴瓶とのせめぎ合い。
役者は戦いだな〜と思う攻防あり、
役者は一致団結して協力しないとな〜と思う共闘の場面あり。
それが芝居を進行させながら、
丁々発止ですすんでいく。

いくつか見ると、鶴瓶のパターン=引き出しは見えて来る。
攻めてみたり、相手の出方を見ていたり、
オチに向かってまとめていこうね、という意思が見えたり…

しかし、相手は毎回違うから、鶴瓶を軸に反応の仕方が様々で面白い。

結構、役者さんの思い込みですすむこともあって、
昨夜の大河内奈々子さんは
http://hicbc.com/tv/sujinashi/archive/0181/index.htm

「この時点で私が●●だって分かりますよね?」と。
鶴瓶「そんなもん、わかるかいな!お客さんに聞いてみよう。分かった人?」
客席「シーーーン」
私も^^

とかね。

どちらが、最初の一言を言うか?
いきなり、その一言で役柄が決まってしまうかもしれないから。
相手に呼ばせるか、自ら名乗るか…


今まで見た中で、ドラマで見る以上の実力者だな〜と思ったのは、
谷原章介さん。
http://hicbc.com/tv/sujinashi/archive/0156/index.htm

そもそも好きですけどね。

上手かったなあ〜。

どれだけ芝居のトレーニングをしてきたのか、引き出しの多さに驚いた!
ヤリトリも上手い!
攻防を見せながらも、
協力し合うところはしつつ、主導権を奪取し、
(鶴瓶があっさり渡すこともあるし、様子を見ることもある。
しかし、谷原さんに対しては、渡さないようにしていた)
谷原さんは、見事にドラマを自分の側に引き寄せてしまった。
主役を食うのはこういう人だ。
しかも、まだまだ出し切ってないんだこの人!と思う回でした。

…だからね、龍馬伝での、高杉晋作役の伊勢谷友介とのシーンが面白い。
役柄の上でも微妙な関係らしいけど、
遠慮会釈無しに前に出て来る伊勢谷と谷原の攻防は、
ドラマ中、少ないけど見応えがあって、私は楽しみにしている。

伊勢谷は前にしか立てない役者だ。今のところ。
谷原章介がもし、前にしか立てない役者だったら、
二枚目だけに、声も素敵なだけに、
だからこそ、芽は出なかっただろう。

谷原章介は、顔の造作などではなく、実力で前に出て来た人だ。





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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 12:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

題名のない音楽会 「ワンダフルタウン」レナード・バーンスタイン

JUGEMテーマ:エンターテイメント

ご無沙汰しております。

テレビは見てるんですけど…家にいるから^^;
舞台を観ていないので、どうもね^^;
今年に入ってから、今ひとつ仕事のリズムが掴めず、
チケット買ったのに行けなかったとか、
遅刻して行ったとか、しかも、ダッシュで帰ってまた仕事したとか…


そんな観劇ばかりでorz

せっかくの舞台なのに、観た気がしないというか。。。

余裕を持って劇場に向かい、
呼吸をととのえて幕が上がるのを待ち、
終演後は、友人と歓談、一人でも、ちょっといつもより贅沢なツマミを買って、
安くても赤ワインを買って余韻を楽しむ。。。

私にとっては、その前後があって「観劇」であって、
慌ただしく劇場に駆け込み、
さらに、急いで帰ってまた仕事…当然飲めない。
舞台のことも思い出してはイケナイ。。。


贅沢なんですよね。
観れるだけ幸せなんだけど…
なんというか、私にはこれではやはりダメで。
それで、予定が見えないなら諦める…とういことが続いています。

そんな中、見に行くことになったのが、
このレナード・バーンスタインの「ワンダフルタウン」
http://www.wonderfultown.jp/
http://wonderfultown2010.blog119.fc2.com/

今日、題名のない音楽会でやるというので早起き^^;して観ました!

良い曲ですねえ〜
とても品の良いジャズですね〜。
島健さんにピッタリだと私は思います!

それだけに、なかなかリズム感を問われる難しい曲かもしれません。
う〜む、はっきり言って、我らが祐一郎さんは苦手な部類の曲かな?

安蘭けいさん、なかなか男役のなごりのあるハスキーボイスが素敵。
お稽古がすすんだらどうなるのか、ちょっと楽しみです。
(収録はずっと前なんですよ。
島健さんの奥さんの島田歌穂さんのブログによると^^)
http://kahoshimada.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-967a.html

おお、5月だ^^;

しかし…この曲って…う〜ん、言って良いかな?
島田歌穂さんだった…って思う曲だな〜^^;
きっと、もの凄く上手に歌えちゃうと思いますよ。
お得意というか…

しかし、そうすると相手役の俳優さんが…難しい。。。

私が知っている中では、祐一郎さんは…^^;
鈴木綜馬さんはいいかも!
あと、石井一孝さんはいいかも。
歌穂ちゃんが上手過ぎるんだよね。
男優とのバランスが難しい。

それにしても、
コーラスの三人は5月の収録の時点で、
いつでも初日オッケー!って感じ。スゴイ…。
曲も自然にカラダが揺れてしまいそうな、素敵な曲だし、
それを、こんな素晴らしいコーラスがアリで聴けるなんて楽しみです!



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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |

ミュージカル『The Sound of Silence〜沈黙の声』

JUGEMテーマ:エンターテイメント 

先月になりますが、

韓日合作ミュージカル「沈黙の声」
http://ameblo.jp/chinmokunokoe/
を見せていただきました。

ストーリーは、少し、というか、重いんですよね。
戦争のお話だし。。。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090820-00000005-yonh-musi

東京ギンガ堂公式サイト
http://www.tokyo-gingado.com/
http://www.tokyo-gingado.com/details/sound_of_silence.html
http://ameblo.jp/chinmokunokoe/

ストーリーは…

記憶を失った朝鮮人の老人が、病院の中で、死の数日前に伽倻琴(カヤグム)の音色によって失った記憶を徐々に取り戻していく。

第二次世界大戦前、朝鮮で日本人の兄妹と、朝鮮の若者(東真トンジン)が出会う。
日本人の妹とトンジンは恋に落ちる。
その後、トンジンは日本に留学し、学徒動員で徴兵されてしまう。
二人は再会を誓うが、トンジンの送られた戦場は硫黄島。。。

絶望的な状況の中で、トンジンさんは日本へ引き上げてくるのです。
誰もが絶望している中、生きて帰るという強い意思があったからでしょうか。


私、恥ずかしながら、朝鮮人が徴用されたことまでは知っていましたが、留学生が学徒動員された…ということは、全く知りませんでした。
日本人の学生が出征することだって異常事態なのに、留学に来ていた隣国の学生も徴兵しちゃうなんて…びっくりです。

シベリア抑留だって、日本人ばかりだと思っていましたが、違うんですね。
ETV特集・選「もうひとつのシベリア抑留〜韓国・朝鮮人捕虜の60年〜」
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/
p.cgi?area=001&date=2009-11-15&ch=31&eid=2794

まあ、異なる歴史観をお持ちの方もあるのでしょうが。

歴史観はどちらでも良いのですが、
私は民族性は保ちつつ戦争のない平和な世界がいいなあ、と思います。





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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |

「BLACKBIRD」内野聖陽 ブラックバード

評価:
ウラジーミル ナボコフ
新潮社
¥ 900
(2006-10)

評価:
---
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 1,248
(2008-09-10)

評価:
---
東和ビデオ
---
(1999-12-17)

http://www.umegei.com/s2009/blackbird.html

http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0902302&perfCd=&showTyp=1&vacantSeatFlg=1&monthIndex=200907

http://www.youtube.com/watch?v=BfEda-ZYpEI

http://www.youtube.com/watch?v=Ge9qsKLXVKM

http://www.youtube.com/watch?v=0sA6SWrP_q8

[劇作・脚本]デビッド・ハロワー [演出]栗山民也 [翻訳]小田島恒志 [出演]内野聖陽 / 伊藤歩

友人のおかげで、ちょっと面白いお芝居に遭遇^^
ちょっと?う〜む、ちょっとではないですね。
友人は、「みみず」に似ていると言ってました。


ウッチーはスゴイってことを再確認…というか、進化を確認させられました。

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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 12:13 | comments(0) | trackbacks(1) |

島田歌穂さんのブログ!

評価:
島田歌穂
キングレコード
---
(1995-07-05)

 http://celeb.cocolog-nifty.com/news/2009/06/post-e1de.html

島田歌穂さんが「ココセレブ」になりました^^

今までも、ご本人のサイトに日記があったのですが、
ココログでブログを始められたので、見に行き易いかんじがします。
コメントが出来るんですよね^^

実は、先日出待ちして、握手していただいてしまった私。。。

歌穂さんも、ブロードウェイで出待ちするそうです。

なんか、こんなところが自然体の源なのかな、なんて思いました。






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祐一郎さんじゃないけれど…色々 | 01:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

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