だ〜れも信じてくれないでしょうけど、私、あれ、自分で考えて練習してたんだよな〜
塚本選手が使っていてすっごく嬉しかったけど。
私の理論も間違ってなかったってことですもん^^
あれで、相手の出足を止めるのですよ。
膝の上にガツンとくるとかなり怖いですよ。
足刀だとかなり遠い間合いからいけますから。
遠い間合いから、相手の出足を止めつつ、いきなり飛び込むことが可能で、
着地と同時に左足がとても出し易い状況になるのです。
特に塚本選手は技が多彩ですから、下段に気をとられていると、
同じモノが同じ軌道で、今度は上段や中段にも飛んで来る。
これらは、次の左の上段膝蹴りの為の餌(布石)でもあるんですが、
塚本選手の餌はただの餌じゃないです。これだけでも、倒れる蹴りですから。。。
だから、山田選手が一撃でキレイにもらってしまったのは、当然といえば当然。
山田選手のカラテはあまりにも素直すぎる。
その素直さんが美しいんですけどねえ。。。
塚本選手といえば、鈴木国博!
肉離れで途中棄権となってしまいましたが、
この人はだ〜れも加圧トレーニングなんてやっていなかった頃から加圧やってましたから。
10年以上になると思います。
今回、驚いたのは鈴木選手が「脱力」していたことですね。
体幹トレーニングをしている、とテレビでやっていましたが、
そこで呼吸にも触れていました。
声楽家の方なら分かると思いますが、脱力と呼吸は切り離せないですよね。
鈴木選手は、私は外筋を一生懸命鍛えている人だと思っていたのですが、
ただ、鈴木選手と塚本選手はカラテに関して常に同じことを言っているように感じています。
ライバル=正反対と思われがちですが、
技術の本質は意外にも同じことを大切にしているのではないか?
と思っていましたが、今回の鈴木選手の脱力で一層その印象が強くなりました。
鈴木選手のスゴイところは、常に研究を重ねて、
体を作り替えることも厭わないことです。
今回の肉離れは、例えば体の使い方を外筋から内筋に替えたことによる…なんというのだろう体のギャップのような、呼吸の仕方が変えたら筋肉への血流も変わると思うのです。
そういうことの色々の変化に体がついていけなかったのではないか?
と思いました。
正しくは、試合までに調整が合わなかったのか、初めての方法での試合で難しかったのかもしれませんね。
とにかく、世界チャンピオンをとっている人が、これだけの挑戦を続けていることに驚きました。
ただ、この方法には塚本選手の方が先に取り組んでいるので…この先が楽しみです。
あと、格闘技をしている強い男の子って、なんで三人兄弟ってことが多いのでしょうねえ^^
私の記憶が正しければ前田兄弟は三人だったハズ。
子供の頃は前髪と首筋のところがちょろっと長いけどあとはスポーツ刈りという目立つ髪型だったような^^;
皆がきちんと成長して頑張っているのがスゴイです。
まだまだ、体が出来ていませんから、野本選手とかとあたるとしんどいでしょうが、これからです!
若手の兄弟選手達の成長が楽しみです♪